大洲市では、浸水被害の介護老人保健施設に。平成に入って何度か浸水があり、備えはしていたが、それを越える災害。暑い中を、職員やボランティアの方々が清掃等に取り組まれていました。また、普段は在宅で過ごされている介護度の高い方が十数人緊急で入所。定員を超過しても介護報酬を減算しない等の柔軟な対応を実施。また、住宅が床上浸水した方など一定の要件に合致している方には、介護の利用者負担を免除の措置も。さらに、被災された方々は様々なストレスを受けておられ、心のケアの取り組みも進めていく必要が。浸水被害を受け、給水がストップしていた菅田水源地も関係者の努力で復旧が進み、給水がスタート、一週間程度で市内の断水も解消に。復旧に当たっている方の中には自宅が浸水被害に遭っている方も、頭が下がります。浸水被害や断水で企業活動、ひいては雇用にも大きな影響が見込まれることから、雇用調整助成金について、助成率の引き上げなどを行った平成28年の熊本地震の時の対応を参考に特例措置を早急に検討し、実施する予定。家屋の後片付けをしている中に、校長先生の勧めもあってボランティアに来ている中学生の姿も。