今日の党首討論で、野田総理が表明。わが党の安倍総裁が、近いうちに解散すると国民に約束したことをいつ果たすのかと問われたことに対して、一票の格差是正と定数削減に自民党が賛成するのであれば、最悪でも次期通常国会での定数削減とそれが実現できるまでの歳費削減が約束されるのであれば、16日に解散しても良いと応じた。定数削減の話を持ち出すことは十分想定されたが、解散を具体的に表明したことには驚きました。解散の時期が具体的になったことは大きな前進と言えます。しかし、定数削減は当然に取り組まねばならない課題ですが、歳費削減と併せて言わば取り引きのように解散が持ち出されたのは釈然としません。前回の衆議院選挙のマニフェストにない消費税引き上げを行ったことに対して、国民に信を問うのがあるべき姿です。